行田市 アウディ雹害修理 ダイエー自動車販売

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アウディ雹害修理

 入庫時の状態です。

アウディ雹害保険修理でのご入庫です。リアガラスの割れた後を見ると拳ぐらいの大きさの雹だった事が分かります。作業内容はボンネット、ルーフパネル、トランク、フロントガラス、リアガラスの交換の予定だったのですが、ルーフパネルが本国オーダーになってしまい部品入荷が半年~1年かかってしまうということで鈑金修理で対応させて頂く事になりました。写真で見ても分かる通り大小様々な凹みが全体にあります。かなり難易度の高い修理になると思いますが直していきたいと思います。

 分解、叩き出し、サンディング。

先ずはルーフの内側からアクセスする為内装を分解していきます。1枚目の写真がルーフライニング(天張り)を取り外した写真です。
分解後、鈑金修理に移っていきます。ルーフの内側に骨組み(ビーム)が入っていないタイプのパネルだったのでほとんどの凹みを当て板とハンマーで叩き慣らすことが出来ました。凹みの数が無数にあった為中々骨の折れる作業ではあったのですが何とか成形することが出来ました。鉄板は叩き過ぎると伸びてしまい元に戻すのに絞り作業をしなくてはいけなくなるので今回は範囲が広大な為僅かな凹みはパテで埋めていきます。
叩き慣らした鋼板をパテを盛る為に足付けしていきます。足付けが終わると国産車の場合そのままパテを盛っていくのですが外車の場合使われている鋼板に亜鉛成分が多く含まれている為そのままパテを盛ってしまうと密着不良を起こしてしまう可能性がある為、外車鋼板専用のプライマーを全体に塗布してからパテを盛っていきます。3枚目の写真がプライマーを塗布した写真です。
パテをしっかり硬化させたら丁寧に研いでいき細かい凹みを取り除きました。
4枚目の写真がパテを研ぎ終わった写真です。中間パテ1回、ポリパテ1回の計2回で仕上げました。
ここまでで鈑金工程は終了です。次工程から塗装作業に入っていきます。

 塗装工程。水性塗料

サフェーサー(下地処理)
パテを形成する時についたキズを280のペーパーで研磨します。
塗る範囲が広いので車体にミストが付かないようにサフのマスキングをしてから
錆防止、小さなペーパーキズを埋めるためにサフェーサーを塗布します。
しっかり乾燥してから更に研ぎこみ肌を整えていきます。


下地処理が終わったら
足付け→調色→マスキング→塗装→完成
今回は水性塗料を使用ました。
水性塗料は有機溶剤(シンナーなど)を使用しないため、
環境問題などの観点から使用が推奨されており次世代塗料ともいわれています。
水性系ということで、耐久性への不安を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、自動車生産ラインでも水性系塗料を使用しているくらいです。
耐久性、品質に問題はありません。


綺麗に塗り上がりました。
しっかり熱を加えて乾燥させ磨き作業をして塗装工程は終了です。

 完成写真。

外した部品を組付けて完成です。
割れてしまっていたガラスも新品に交換しボコボコだったルーフパネルも鈑金修理でバッチリ元通りになりました。
今回の修理は以上で完了です。お車の事で何かお困りのことがある方、ぜひ一度当社にご相談ください。

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